病気との4ヵ月
マルコの下顎がちょっと腫れてきました。お口の中はきれいだし、ブラッシングのやり過ぎで以前、顎を赤く傷つけてしまったことがあるので少し様子を見ていましたが、ネットで調べたら顎の腫れる症状で心配な病気もあると知り獣医さんに診ていただきました。そして・・・病気のマルコと過ごした4ヵ月。私には、マルコをただ見守ることと、そっと抱きしめてあげることしかできませんでした・・・

November
クリニックの記録 マルコの様子&ママの思い
+++2003/11/22(土)
11:00クリニックへ
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜レントゲン(骨の状態を見るため)
〜説明
(下顎の骨の溶解があり深刻な状態。骨髄炎という可能性もないとは言えないが、骨肉腫や扁平上皮ガンなど悪性の病気であることが考えられるため細胞を採取して病理検査をしていただくことに。)
20:00以降絶食(お水はOK)
どうしよう、マルコが「ガン」だったら・・・
これまで1年に一日位お腹をこわすことはあっても、病気もしたことないのに。
外に出すこともなかったから、クリニックに預けることも心配で寂しい・・・
◎病気について
+++2003/11/23(日)
一一
12:00クリニックに預ける
血液検査・生化学検査の後、鎮静にて細胞採取
19:00お迎え
夫と娘と3人でお迎えに行きました。マルコはまだちょっとフラフラしている様子でした。X線のフィルムを見ながら先生の説明を受ける娘の目から涙が溢れていました・・・。
+++2003/11/26(水) 一一
21:45クリニックの先生からお電話
細胞診の結果について)
22:00クリニックへ
〜病理からの細胞診結果の説明
(骨肉腫と扁平上皮ガンの疑い50:50)
併せて治療法についてのお話。
+++2003/11/28(金)
20:00クリニックへ
〜治療法についてさらに詳しいお話を。
◎扁平上皮ガンについて
具体的な治療法を決めなくては・・・
+++2003/11/29(土)
12:00クリニックへ
〜治療法についてのお話、特別療法食についての相談。外科手術は難しく根治を期待できないので、QOL(クオリティー・オブ・ライフ)を大切にしたいと考え、放射線治療は行わず、免疫療法と対症療法をすすめて行くことに。
◎サプリメント
◎特別療法食
マルコが不安な気持ちにならないように、私は平常心で接して今まで通りの愛情を注いでいかなければと思います。(ママは泣き虫だから・・・)
December 一一
+++2003/12/06(土)
19:30クリニックへ
〜診察(問診・触診・聴診など)
対症療法として不快感が軽くなればと消炎鎮痛剤を1日おきに服用させることに。
カプセルの飲ませ方を指導していただく。
◎お薬の飲ませ方
先生にお薬の飲ませ方のお手本を見せていただく・・・(さすがです!)おとなしく上手に飲むマルコに飲ませられなかったら他の猫ちゃんは無理だとか・・・ちょっと(かなり)プレッシャーですが。
+++2003/12/07(日) 一一
12:30クリニックへ
★内服薬処方
(非ステロイド系抗炎症薬:ピロキシカム)
+++2003/12/08(月) 一一一
20:30クリニックの先生からお電話
(カプセル剤の飲ませ方を心配していただく。)
マルコはお利口さんなので、お薬の時もテーブル(診察台の代わり?)に乗せると箱座りのままじっとしていてくれ協力的。
+++2003/12/10(水) 一一
19:30クリニックへ
★内服薬処方
(非ステロイド系抗炎症薬:ピロキシカム)
+++2003/12/17(水)
18:30クリニックへ
★内服薬処方
(非ステロイド系抗炎症薬:ピロキシカム)
◎ハーブ&アロマ
+++2003/12/21(日)
一一
13:30クリニックへ
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜レントゲン(下顎骨の溶解進行状態と肺への転移がないかの確認)
抗ガン剤(カルボプラチン)投与についてお話を。
★内服薬処方
(非ステロイド系抗炎症薬:ピロキシカム)

下顎の腫れとヨダレがひどくなりました一一
+++2003/12/24(水)
22:00クリニックの先生からお電話
(抗ガン剤局所投与の使用薬剤について)
一一
+++2003/12/26(金)
21:00クリニックの先生からお電話
(抗ガン剤局所投与の日程について)
体力があるうちに抗ガン剤を試してみることにしました。年内に投与ができれば良かったのですが年明けになりました。
January
+++2004/01/06(月) 一一一
12:30クリニックへ
★内服薬処方
(非ステロイド系抗炎症薬:ピロキシカム)
◎夢の話
+++2004/01/11(土)
一一
12:00クリニックに預ける
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜レントゲン
〜血液検査(血球)
〜抗ガン剤(カルボプラチン)局所投与
18:30クリニックにお迎え
★内服薬処方
(非ステロイド系抗炎症薬:ピロキシカム)
抗ガン剤は局所投与なので副作用の心配は殆どいらないようです。レントゲンで見ると、下顎の骨の融解がかなり進んでいるので心配です・・・抗ガン剤が少しでも効いてくれて腫れが小さくなるといいのですが。潰瘍が喉の奥の方にまでどんどん進んで気道をふさいでしまうことだってあり得るとのこと。
+++2004/01/12(日) 一一
21:00クリニックの先生からお電話
(抗ガン剤投与後の状態を心配いただいて。)
今まで通り食欲もあり下痢や嘔吐も全くないのでひと安心。
+++2004/01/14(火)
12:00クリニックへ
★内服薬処方
副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン)
口腔内の腫れがひどくなり痛みを抑えるために、今までの抗炎症剤をステロイド系に変えることになりました。ご飯に混ぜられる粉のお薬になります。カプセルじゃないんだって〜良かったね〜マルコ!
+++2004/01/25(土)
12:00クリニックへ
〜診察(問診・触診・聴診など)
血液検査(血球)
・・・白血球数心配なし/軽い貧血状態
★内服薬処方
(副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン)
抗ガン剤の局所投与は、思いのほか効果がなかったようです。日に日に潰瘍がひどくなっているので、予定より少し早く全身投与をすることにしました。
+++2004/01/27(火)
12:00クリニックに預ける
〜レントゲン
〜血液検査(血球)
〜抗がん剤(カルボプラチン)静脈内点滴全身投与
19:00クリニックにお迎え
★内服薬処方
(副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン)

何を考えているの?天国からの光みたいで・・・(涙)
+++2004/01/28(水) 一一一
21:00クリニックの先生からお電話
(抗ガン剤投与後の全身状態を心配いただいて。)
嘔吐・下痢の症状は出ていませんが、ご飯の臭いを嗅ぐと気持ちが悪くなる様子で全然食べてくれません。一一一
+++2004/01/30(金)
一一
19:40クリニックへお電話
(食欲不振などの副作用有り)
20:30クリニックへ
〜皮下・筋肉内注射
〜胃腸機能調整薬:メトクロプラミド/H2受容体拮抗薬:塩酸ラニチジン/副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン
〜皮下点滴(複合ビタミン剤)
★内服薬処方
(副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン)

抗ガン剤の副作用で食欲がなく脱水しているので皮下補液を。肩甲骨の間の皮下に点滴薬剤を溜めるので、ラクダさんの背中のような感じになるんですよ。
+++2004/01/31(土) 一一
21:00クリニックの先生からお電話
(その後の副作用の状態を心配いただいて。)
◎猫の生き方
February 一一
+++2004/02/06(金)
一一
09:00クリニックへ
(よだれに少し血が混じっていたので)
〜診察(問診・触診・聴診など)
よだれに少し血が混じっていました。唇のびらんから出血でもしたのでしょうか?
+++2004/02/07(土)
12:00クリニックへ
(血が混じったよだれが出ています)
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜止血処置(歯根部炎症)
〜血液検査(血球・塗抹)・・・白血球数減少
〜皮下・筋肉内注射
(副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン)
★内服薬処方
(副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン)
腫れがひどい右側の下の歯1本、根元が化膿していて、そこからの出血でした。下顎の骨がかなりボロボロになっているので歯根部にまで影響。正常な組織ではないので抜歯しても炎症は抑えられないそうで、とりあえずお薬を詰めていただきました。(相当痛いでしょうに・・・かわいそうに)この処置の間もずっと、動かず、静かにしていたマルコ。猫ちゃんにも性格がいろいろあるそうですが、マルコはじっと耐える我慢強いタイプだと先生がおっしゃっていました。
+++2004/02/11(水)
一一
11:00クリニックへ
(食欲不振・出血のため)
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜止血処置(歯根部化膿)
〜皮下・筋肉内注射
(抗生剤:アモキシシリン)
★内服薬処方
(副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン/
抗生剤:アモキシシリン)

下の歯2本が前に出て、口は閉じることが出来ずに開きっ放し。舌も何とかおさまっているという感じで出たままです。
+++2004/02/14(土) 一一
18:30クリニックへ
★内服薬処方
(副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン/抗生剤:アモキシシリン)
ご飯のある場所には行きますが、見るだけで食べずに戻って来てしまいます。好物の鮭・白身のお魚・うなぎを並べて置いてみましたが反応なしです。口の中が痛くて食べられないのでしょうか?かわいそうに・・・。
(ママはどうしたらいい?何をしてあげたらいいの??)
+++2004/02/20(金)
一一
19:30クリニックへ
(食欲不振のため)
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜皮下・筋肉内注射
胃腸機能調整薬(制吐剤):メトクロプラミド/H2受容体拮抗薬(H2ブロッカー):塩酸ラニチジン/副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン)
〜皮下点滴(複合ビタミン剤)

皮下補液の後は食欲が戻ってこの通り!!ご飯の催促です。
+++2004/02/21(土)
18:30クリニックへ
★内服薬処方
(副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン/抗生剤:アモキシシリン/胃腸薬:○○)
マルコは口の中が腫れていること以外、体のどこにも(肝臓も腎臓だって・・・)疾患はないのに、このまま潰瘍が進めば物理的に食べられなくなってしまうでしょう。かわいそうです。
+++2004/02/28(土)
19:00クリニックへ
★内服薬処方
副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン
治る病気であれば強制給餌をする方法もありますが、本来、猫ちゃんは自分で獲物を捕まえられなくなり食べることができなければ、やがて死を迎えることになるということを考えると・・・今の延命治療も果たしてマルコのためになっているのでしょうか?とりあえず、マルコが自力で食べられる間は、食べようと頑張っているのなら、出来る限りのフォローをしてあげたいと思います・・・。
Merch
+++2004/03/06(土)
19:00クリニックへ
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜皮下・筋肉内注射
(胃腸機能調整薬:メトクロプラミド/H2受容体拮抗薬:塩酸ラニチジン/副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン)
〜皮下点滴(複合ビタミン剤)
〜注射指導

◎注射
飲み薬より注射の方が効果があるので毎日1本ずつ打つことになりました・・・恐いです!マルコのために頑張らねば。
+++2004/03/07(日) 一一
13:00クリニックへ
★皮下注射液
副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン
マルコが、食欲もあって調子がよく元気そうに見えると、あれっ?このまま奇跡が起きて病気が治るかも!・・・と本気で思う(思いたい)時があるんです!
+++2004/03/11(水) 一一
19:00クリニックへ
★皮下注射液
H2受容体拮抗薬(ザンタック注射液):塩酸ラニチジン

食欲もなく、浴室や洗面台など寒い所にいるので心配です。
+++2004/03/13(土)
一一一
12:00クリニック預け
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜静脈内点滴(複合ビタミン剤)
〜血液検査(血球計算/生化学)
19:30お迎え
★皮下注射液
副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン

ピンクの包帯がかわいいけれど痛々しい・・・。
体温が36.4℃だったのでビックリ!脱水もかなりひどいので全身疾患が出ているようなら覚悟をしなければ!と思いましたが、血液検査の結果とりあえず腎臓や肝臓の機能も大丈夫でした。静脈内点滴をしたら元気になりました!
+++2004/03/16(火) 一一
19:30クリニックへ
(マルコの
整腸剤をいただきに)
療法食に飽きた様子だったので普通食(ドライフードをやわらかくしたもの)を食べさせちゃいました。調子に乗って食べさせ過ぎたら、3日目にやっぱりお腹をこわしましたが、今のマルコの場合は少しお腹がゆるくても食べさせた方が良いとのこと!整腸剤を1回飲ませただけで治りました。
+++2004/03/21(日) 一一
13:30クリニックへ
★皮下注射液
H2受容体拮抗薬(ザンタック注射液):塩酸ラニチジン
◎ママ特製ご飯
+++2004/03/27(土)
一一
11:30クリニックへ
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜皮下・筋肉内注射
(抗生剤:アモキシシリン)
★皮下注射液
副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン/抗生剤:アモキシシリン

グラグラしていた右下の歯が抜けました
+++2004/03/28(日)
一一一一
21:40クリニックにお電話
(うしろ足に麻痺症状が!)
22:30クリニックへ
〜診察(問診・触診・聴診など)
〜皮下・筋肉内注射
抗生剤/副腎皮質ホルモン製剤:プレドニゾロン/脳圧降下剤
夜9時頃、ご飯を食べていたマルコの様子がおかしい!フラフラして転んでしまい、ご飯も良く見えていないみたい。クリニックは午後から臨時休診だと知っていましたが夜の注射のこともあるのでお電話。幸い先生と連絡がとれ診察を。右の小脳に神経麻痺を起こすような原因が考えられ(転移の可能性も)場所が場所だけに発作的に命の危険もあるそうです!とりあえず様子をみることに。
+++2004/03/29(月) 一一
09:00クリニックにお電話
(マルコの落ち着いている状態を説明。痙攣などはないので、しばらく様子を見ていることに。何もなくても今日は受診するようにと先生から。夕方にクリニックへ伺うことに)
13:30クリニックにお電話
(マルコが12:10静かに息を引き取ったことを連絡・・・亡くなってからの処置について教えていただきました。)



※夜間や休日でもマルコのケアをしてくださったクリニックさんには大変お世話になりました。先生をはじめスタッフの方々には、いつも優しく親切にしていただき感謝の気持ちでいっぱいです。
マルコは昨夜12時前に横になってからはスヤスヤと眠り続けて、添い寝をしていた私の頬に何度か顔を押し当てていましたが、息を引き取るまで体勢が変わらなかったので、もう殆ど意識がなかったのかも知れません。とても気持ちよさそうに眠っていたので、起こさないでそっと寝かしておいてあげようと思いました・・・何度か深く息をして、かゆい所を掻くかのように後ろ足を動かしたかと思ったら、すぐ動かなくなり息が止まりました。・・・永遠の眠りにつくまで一瞬の出来事でしたが、がんばっていたマルコに神様は安らかな最期の時を与えてくださったのだと思います。「マルコ、辛かったでしょ・・・もう苦しまなくてもいいからね・・・」